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作業療法

【作業療法士】1年目がハマる3つの罠|給料・働き方

考える人作業療法

やっと作業療法士になれた!

仕事をするって緊張するけど、1年目ってどんなことに気をつけたらいいの?

作業療法士1年目は何もわからなくて不安ですよね。

僕も不安がいっぱいのまま働いていました。

この記事ではこれから作業療法士として働く方に、作業療法士として10年以上働いてきた僕から、作業療法士として働く上で意識してほしい3つの点をお伝えしていきます。

Mkujira
Mkujira

ワクワクドキドキ新社会人!

夢や希望に満ち溢れていたなぁ。

でもEirukaと出会っていろんなことに気づきました。

Eiruka
Eiruka

私はその業界のこと詳しくわからないけど・・・

年収とか色々気になるね〜。

こんな方におすすめ!
  • これから作業療法士として働く方
  • 作業療法士を目指す方
  • 作業療法士の現状が知りたい方

それでは早速行ってみましょう!

理想と現実のギャップ

理想と現実のギャップを知るポイントは3つ

  • 現実は厳しい
  • 勉強の日々
  • リハビリ以外の問題

①現実は厳しい

学生時代、様々な夢や希望を持っていたと思います。
自分が関わる患者さんや利用者さんが動けるようになる姿、キラキラした日常、実習中にみたセラピストの輝かしい姿、などなど・・・。
しかし、働いて間もなく一つ目の壁にぶつかることになるかもしれません。

それは・・・

職場に出た途端、プロとしてみられる

ということです。

Eiruka
Eiruka

プロとしてみられるのは当然よね?

それはいいことじゃないの?

Mkujira
Mkujira

そうなのよ!

なんだかできるプロの俺!って思い込んじゃうんだよね。

プロとしてみられるのは誇らしいですが、所詮学生に産毛が生えたようなもの。
現場に出た瞬間から様々な事に対して責任を持って対応することが望まれます。

Eiruka
Eiruka

それはどの業界でも当然よね。

リハビリ担当ですって言われたらプロとして見るよね。

Mkujira
Mkujira

当たり前のことなんだけどね。

できないことが多すぎて焦りまくるんだよね。

新人なのでできなくて当たり前な部分はあります。
目の前の患者さんや利用者さんの評価がうまくいかなかったり、良かれと思って介入しても逆に悪い影響を与えてしまったり・・・。本当に様々な事にぶつかります。
その度に思い悩むかもしれませんが、わからないことを先輩や上司に聞きまくって真似しまくればいいでしょう。
でも利用者さんや患者さんの前では不安にさせないように堂々としていましょうね。

②勉強の日々

国家試験前はもう一日中勉強していたと思います。
早く勉強から抜け出したい、勉強なんかもう嫌だ!と当時の僕は思っていました。

でも①で述べたように、現場では様々な事にぶつかります。その現状を打破すべく国家試験じゃ学ばないような疾患論や手技・手法など様々なことを学ばなくてはなりません。
それこそ本当に勉強の内容は多岐に渡ります
勉強会に症例発表、各種協会などなど・・・

目の前の利用者さんの問題点とぶつかる⇨論文や書籍などで調べて仮説を立てる⇨仮説を検証する

ここではざっくり簡単に書きますが、基本的にはこのループです。
人生は日々勉強と誰かに言われてきましたが、まさにその通りです。
学生とは違うテストに向けての勉強ではなく、目の前の事象を解決するための勉強です。
気合入れて頑張りましょう!

③リハビリ以外の問題

これはもうどこにいてもそうかもしれません。

・書類業務
・人間関係
・その他雑務

これらはどんな仕事をしていても付き纏います。特に書類の多さにびっくりするでしょう。
タッチタイピングなどを練習し、パソコンで文章を高速入力できるよう習慣をつけておくと良いかもしれません。

年収に騙されない。

年収に騙されないポイントは

  • 年収のからくり
  • プライステイカーという意識

①年収のからくり

まずはこちらの記事をご覧ください。

作業療法士の仕事の平均年収は約354万円。日本の平均年収と比較すると低い傾向にあります。
月給で換算すると29万円、初任給は21万円程度が相場のようで、アルバイト・パートや派遣社員では平均時給がそれぞれ1,343円1,449円となっています。

正社員の給料分布を見てみるとボリュームが多いのは322〜363万円の水準で、平均年収の354万円もこのゾーンに含まれています。
全体の給与幅としては242〜564万円と比較的広いため、勤務先や経験・求められるスキルによっても大きな差があると見受けられます

求人ボックス.com/作業療法士の年収・時給

あ、意外と低い

Eiruka
Eiruka

うーん。。

日本の平均より低いなんて・・・。

Mkujira
Mkujira

自分で調べてびっくりだよ!

俺が1年目の時より低くなってる気がする・・・。

作業療法士の年代別の年収のところを見てみましょう。

頑張って働いても定年間際には529万円・・・。
ちなみに世間一般の55〜59代の平均年収を見てみると

Mkujira
Mkujira

うわぁ・・

これまただいぶ開きましたねぇ

そして、1,000万円の多いこと!!

これが現実です。
これをどう捉えるかはあなた次第です。
他の職種でがむしゃらに働いていたら年収が違っていたかもしれません。

個人的になぜこうなるかの原因をお伝えしたいと思います。

それは

この職種は圧倒的なプライステイカーだということ。

②プライステイカーの意識

プライステイカーとは

完全競争となっている市場においての市場参加者を指す経済学用語。プライステイカーとなっているならば、自由に価格設定を行うことができず、市場で決定される価格に対応して売買を行うこととなる。この場合においての価格というのは、市場においての需要と供給によって決定されている[1]企業利益を増やすために高い値段で売ろうとしたならば、売っている企業はそこだけではなかった場合には他の企業で買おうと思うようになる。このために企業というのは売れるようにするためには自身の希望の価格とすることができず、他の企業と比較をした上での価格とすることになるわけである。このようにして価格を設定することとなる企業や、その企業の客のことをプライステイカーと言う。客も価格を設定できないのは、客が企業に対して価格を下げるように求めても、同じ商品を価格を下げなくても購入する客が他に存在したならば、企業は高値で買ってくれる方の客に売るということになるためである[2]

wikipediaプライステイカー
Eiruka
Eiruka

いや何言ってるのかさっぱりなんですけど。

もっとわかりやすく説明して!

超ざっくり簡単に説明すると

自分たちのサービスの値段を自分たちで決められないということ。

どういうことかというと、
リハビリ1回あたりの単価は保険によって決められています。これは経験年数やスキルなどは全く関係なく一律です。

理想と現実のところでもお話したのですが、この世界は常に勉強しなくてはなりません。
勉強してスキルアップして利用者さんをどれだけ良くしようと、リハビリ1回あたりの単価は変わりません。これは非常に切ないです。

さらに訪問リハビリ業界でいえば、点数は下がり続けています。

さらにさらに6割問題というのもあります。
安定していると言われていた業界にまさかのリストラの危機ですよ。
業界を上げて反対署名運動をしていますのですぐにという話ではなさそうですが・・・

とはいえ利点もあります。

それは

・景気に左右されず安定している
・自分で営業など集客しなくていい
・利用者さんや患者さんの負担が少なく利用しやすい

という点です。

営業ノルマとかほぼないので、目の前の利用者さんや患者さんに集中できるのは良いことだと思います。

でももっと稼ぎたいと思うのなら、1年目のうちにこのプライステイカーの呪縛に気づかなくてはなりません。

専門領域の勉強ももちろんですが、どこに行っても活かせるポータブルスキルの獲得も同時に行っていきましょう。

井の中の蛙問題

先ほども述べましたが、この世界は保険によって守られています。

営業もしなくていいし、景気に左右されず安定していますし、働きやすいとは思います。
しかし、この保険で守られた世界の中で働いていると、他の業界のことを知る機会がほとんどありません。
僕自身も彼女のEirukaに出会って自分が井の中の蛙だということに気づきました。

Eiruka
Eiruka

本当に何も知らなかったもんね。

視野が狭い事にも気づいていなかったし・・。

Mkujira
Mkujira

本当にそうなんだよね。

なんなら意気揚々としてた自分が恥ずかしいよ💧

周りに別業界の友人や知人がいるなら、その業界のことを色々聞いてみても良いかと思います。
副業がOKになった職場も多いでしょうから、余裕があれば1年目からバイトをしても良いかもしれません。
なんにせよ、自分がいる業界のことだけを考えるのではなく、少し外の世界にも目を向けてみると良いでしょう。

他業界でも活躍できるスキルを身に着けたい方はこちらの「資格Hacks」様の記事が参考になります。

作業療法士以外の資格を知ることで、視野が広がると思います。

今回のまとめ

今までつらつらとネガディブなことばかり書いてきました。
輝かしい未来を想像してお仕事をされている方には少々ショックだったかもしれません。

しかし、現状を知ることで更なる飛躍を目指せるようになると思います。

働き始めは目の前の事にがむしゃらになって右も左もわからなくなる事もあるでしょう。
最初のうちは一生懸命仕事をこなして、利用者さんや患者さんのできることを増やし、QOLの向上を最優先に取り組んでください。
そして少し余裕が出てきたら、自分自身のQOLも真剣に考えてみてください。

将来的に自分が何をしたいのか、何を目指しているのか、何が幸せなのか、そういうことを考えることも利用者さんや患者さんのQOLを上げる事に必ずつながります。

皆さんのこれからのご活躍を期待しております。

・できるだ早めに現実に気付こう!
・保険外や他業界でも活用できるスキルを身につけよう!

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