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作業療法

【作業療法士】仕事の本音ぶちまけます!10年働いて感じたこと【OT】

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作業療法士になりたいけど、本当のところはどうなんだろう。

働いている人の本音を聞いたい!

働く場所は病院以外にもあるの?

このような疑問をお持ちの方に向けて、

今日は作業療法士歴10年以上の僕がこれまでの経験を踏まえて、作業療法士の仕事の本音を伝えていけたらと思います。

この記事を読むことで

将来作業療法士になりたいけど、実際の本音はどうなんだろうという不安が解消されます。

それではお伝えしていきます!

作業療法士はどんな仕事?

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作業療法士について、作業療法協会ではこのように定義されています。

作業療法は、人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す。

引用:作業療法士協会

ちょっとわかりにくいですよね。

一般的にイメージされているような身体を動かすリハビリ以外にも、トイレ・入浴・料理・掃除などの日常生活はもちろん、仕事や趣味、人生そのものにも焦点をあててリハビリを行っていきます

ポイントは患者さんの仕事や趣味にも関わっていくところです。

例えば患者さんの趣味が麻雀だったら、趣味の麻雀を友達と談笑しながらできるように精一杯考えて関わっていいきます。

もし車椅子の利用者様の目標が仕事復帰なら、どうやったら車椅子でも仕事ができるようになるのかを一生懸命考えて介入する。

片麻痺の利用者様の趣味がゲームなら、動かなくなった手でどうやってゲームをできるかと考えます。

なので、一緒に麻雀をしているところを側から見ると

なんか遊んでるだけじゃん

と思われることも正直あります。

ここを他の職種(理学療法士や看護師、医師など)から理解されずに悩むこともあるのも事実です

しかし、病気になった身体を良くすることももちろんですが、
その身体で以前の生活ができるようになることもとても意味があるのです。

つまり作業療法士は、

患者さんの仕事や趣味も含めた生活そのものを包括的に捉え、幸福で健康な生活を送れるよう支援するお仕事

と言えます。

作業療法士が働く場所

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作業療法士が働く場所は様々です。

大きく分けると

  • 身体領域
  • 精神領域
  • 介護分野
  • 発達障害分野
  • 訪問分野

があります。

そして、作業療法士の仕事はそれぞれの分野で業務内容が違います。

ひとつずつ説明していきますね。

身体領域

脳出血などの脳の病気や骨折などで身体に障害を抱えた方を対象にリハビリを行います。

働く場所は以下のような場所です。

主な働く場所
病院急性期病院、回復期病院、整形外科病院、総合病院など
クリニック整形外科クリニック、脳神経外科クリニックなど
外来上記の病院・クリニックなどの外来

リハビリの内容は

脳の病気:手足の麻痺や言葉の出にくさなど様々な症状を持つ方に、手足が動かせるようなリハビリや声を出すリハビリ、筋力訓練、可動域訓練などを行っていきます。


骨折の方:筋力訓練や関節をしっかり動かせるようなリハビリを行います。

身体が不自由になると、入浴やトイレ、着替え、食事など日常生活がとても難しくなりますよね。

そのような方ができるだけご自身の力で楽に各動作が行えるように支援していきます。

精神領域

うつ病など精神的に障害を抱えた方を対象にリハビリを行います。

働く場所は主に精神科病院や精神科デイケアです。

身体は問題ないけど、精神的な問題で日常生活が送れなくなっている方も多くいらっしゃいます。

そのような方に対して、主に集団で歌や手芸、カラオケ、コミュニケーショントレーニング、実生活を意識したトレーニングを行います。

精神症状は良くなったり悪くなったりを繰り返します。

入院も長期にわたることが多く、患者さんの経歴も様々で大きな問題を抱えていらっしゃる方もしばしばおられます。

ちなみに皆さん、認知症はご存知でしょうか?

I CD-10(国際障害分類)によると、認知症も一種の精神の障害に当てはまります。

精神病院の雰囲気はなかなかわかりにくいと思います。

なので下記の映画をご覧になると、イメージしやすいと思います。

ちなみにU-NEXTでも見られます。

今なら31日間無料トライアル中なので、その期間中に一度ご覧になってみると良いと思います。

介護分野

主に高齢者を対象にに、デイサービスや老人保健施設、在宅などでリハビリを行います。

上記2つの領域とは違いは主に介護保険が対象になることです。

病院やクリニックと違い、在宅生活に近い環境で働きます。

リハビリの内容は、身体領域とあまり変わりません。

しかし、高齢の影響もあり、若い人と比べると病気が治るとかどんどん良くなっていくといったことは少ないです。

年齢とともに身体・精神的に衰えていく中で、どうやったら怪我や病気がなく楽しく幸せに暮らせるかを考えてリハビリを行っていきます。

高齢者の中には、脳梗塞に認知症などの精神疾患、内臓疾患など様々な病気を抱えていることも少なくないです。

様々な病気の影響と今後病気になるかもしれないリスクを常に考えて行動していく必要があります。

発達障害分野

自閉症や脳性麻痺、知的障害、ADHDなどの障害を持った小児の方を対象にリハビリを行います。

発達障害は持つ子供たちは、日常生活に様々な問題を抱えています。

また、その子供のみでなく親御さんとの関係性も重要になってきます。

身体的なリハビリはもちろん、日常生活動作や遊びを通して、身体・精神の発達を促していきます。

僕は比較的軽度の自閉症のお子さんのリハビリしか経験がないのですが、
こちらの関わり方一つで関係性が崩れてリハビリがうまく進まないことがあると痛感しました。

関わり方が非常に重要になりますが、やりがいのある分野だと思います。

自閉症に関しては

僕が飛び跳ねる理由

という映画が良さそうです。

2021年4月の映画なので、発売やレンタルもされていません。

レンタル開始したら見ようと思います。

訪問分野

最近需要が増えてきている在宅でのリハビリ。

その仕事を行うのが訪問分野です。

訪問に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

作業療法士の本音、ズバリ言います!

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作業療法士として仕事をする中での良いところや悪いところを本音でお伝えします!

簡単にお伝えすると下のような感じです。

goodなところ
  • 就職しやすい
  • やりがいを感じられる。
  • 問題解決力が身に付く
badなところ
  • 一生勉強の日々
  • 人間関係が面倒
  • 給料は並だが昇給は少ない
  • 身体を壊しやすい

それぞれ説明していきますね。

goodなところ

就職について

日本は超高齢化社会なので場所や領域を選ばなければ働く場所は数多くあります。

働ける領域も広いため、それだけ仕事に対する求人はあります。

精神科領域は比較的給与水準も高いところが多く、作業療法士が最も求められる場所だと思います。

やりがいを感じられる仕事

様々な病気で日常生活がうまくできなくて困っている患者さんを直接リハビリを行うので、
患者さんが良くなっていく姿を直近で感じることができます。

僕も訪問業務をしていて、車椅子の老々介護のご夫婦が車に乗る練習をしてお二人で買い物に行けるようになった時は感動しましたね。

良くなることは少ないですが、患者さん・利用者さんができなかったことができるようになったり、新しいことにチャレンジする姿を見ると、とてもやりがいを感じられる仕事だなと思います。

問題解決力が身に付く

リハビリを行う患者さん・利用者さんは何かしら問題を抱えています。

僕ら作業療法士はその方々が何に困っていて、どんなことができるようになりたいかを引き出し、目標を設定し、それに対する問題を仮定し、目標達成できるように試行錯誤を繰り返します。

つまり、日々の業務で問題解決を繰り返しているのです。

この問題解決能力は仕事をしていく上で必須のスキルです。

リハビリだけでなく、様々なことに役立ちます。

新人の頃は課題設定を見誤ったりして大変かもしれませんが、社会人として仕事をする上で必須スキルが身につくので必ず自分の成長に繋がります。

badなところ

一生勉強の日々

医療は日々進化しています。

作業療法士の資格を取ったら何もしなくても働けるわけではありません。

日々進化する医療、作業療法を学び続けなければいけません。

職場での内部研修や勉強会、仕事終わりも休日も学会や症例発表、研修会などに参加している人が多いです。

いい意味で自己研磨が素晴らしく意欲の高い作業療法士が多いです。

しかし、プライベートな時間は結構犠牲にしているのも事実です。

学生の頃より、国家試験の勉強より大変なこともあります。

人間関係が面倒

作業療法は一人で成り立つ仕事ではありません。

患者さん、ご家族、医師、看護師、理学療法士、言語聴覚士、介護福祉士、ケアマネージャー、ソーシャルワーカーなどなど。。

関わる人は多岐に渡ります。

連携がうまく取れるならいいのですが、作業療法士と理学療法士の違いがわからない人もいて、なかなか連携が取りずらいこともあります。

一生懸命仕事をしていても、「作業療法士は遊んでいる」と思われることもあるでしょう。

連携がうまく取れないことで患者さんや利用者さんにとって良いことだと思っても、提供することができないことが多いです。

給料は並だが昇給は少ない

給料は初任給でも20万を超えるところが少なくないですが、そこからどんどん上がっていくことは少ないです。

役職がつくとか、デイなど施設の管理者になる、運営をするなどで給料が上がることもありますが、
本来の作業療法士の業務から離れた業務をすることが多くなります。

医療費の問題でリハビリの点数も少しずつ下がっています。

詳しくはこちらの記事を参照してください。

身体を壊しやすい

作業療法士の仕事をしていると、患者さんや利用者さんをベッドから起こしたり、車椅子の乗せる介助をすることが多いです。

なので、必然的に腰を痛めやすいです。

正直な話、僕もぎっくり腰になった経験があります。

デイサービスで仕事をしていた時は一日中フロアを動き回っていました。

この先10年、20年と同じようにやっていけるかというと、なかなかハードだなぁと思います。

ご自身の体力や健康状態に不安のある方は厳しい仕事かもしれないです。

作業療法士が語る仕事の本音:まとめ

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ここまで作業療法士が仕事の本音をお伝えしてきました。

最後にこの記事をまとめると、

Good

場所を選ばなければ仕事に困ることはない!
やりがいを感じられる!
問題解決能力が身に付く!

Bad

ずっと勉強の日々
人間関係が面倒
給料(コスパが悪い)
身体を壊しやすい

作業療法士は魅力的な仕事です。

作業療法に価値を感じ、目の前の患者さん・利用者さんのために努力ができてやりがいを感じられる方ならぴったりの職業だと思います。

よければこちらの記事も参考にしてください。

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